姉弟二人いると、性別も年齢も違うし、見る番組も違うのかな~って弟ダイが生まれた後は少し思っていました。
姉の長女リナは、生まれたときはもちろん兄弟なんていませんでしたし、親もおもちゃもテレビも何もかも、全てのものごとが独占状態でした。
取り合いゼロ。
すべてが彼女の思うがまま。
0歳のころから彼女が泣きやまなければ、録画していたEテレの『いないいないばあっ!』が永遠に再生され(これがびっくりするくらい泣き止む)、
1歳のころには、これに加えて『アンパンマン』や『こどもちゃれんじ』のDVDなどが何度も何度も再生されました。
この『アンパンマン』、子供にはすごい魅力的なんですよね。
もれなくリナも、見事にはまりました。
子供がはまると、親もその気持ちに答えたくなり、(ひまつぶしに)休日にアンパンマンショーに出かけることもしばしば。
そして、リナがはまったキャラクターは(なぜか)『ロールパンナちゃん』と『ばいきんまん』。
毎日自宅で繰り広げられるアンパンマンごっこ。
正直、結構大変でした。
ご存知の方も多いと思いますが、この『ロールパンナちゃん』の攻撃は、新体操で使われているのと同じスティック付きリボン『ロールリボン』をくるくると回すことで繰り出されます。
アンパンマンごっこで、リナが『ロールパンナちゃん』をやると、敵であろうと味方であろうとこの『ロールリボン』でやられてしまうし(おもちゃを振り回すので結構痛い)、
リナが『ばいきんまん』をやると、どんな攻撃をしても『ばいきんまん』はやられません。
『アンパンマン』の基本設定として、『ばいきんまん』が負けないと終わらないのに、とにかく強い『ばいきんまん』なので、いつまで経っても終わらないんです。
小さいころ、おままごとなんて一切やってこなかった私には、まさに苦行でした、、、、
しかし、長く続いたアンパンマンブームも、3歳3か月、おむつが外れるとほぼ同時に終了。
その後『プリンセスブーム』、『プリキュアブーム』など女の子が好む番組を経て、現在は『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』『キラッとプリ☆チャン』『はなかっぱ』などを中心に日々見ています。
一方、弟のダイ。
生まれたときから、すでに我が家の天下を取っていたリナの弟として生まれたので、基本的に決定権はありませんでした。
リナが幼稚園に行っているときは『いないいないばあっ!』は見ていましたが、帰ってくれば『ちいさなプリンセスソフィア』や『おかあさんといっしょ』、『プリキュア』などを一緒に見ていました。
びっくりしたことは、誰しも一度は通るといわれている『アンパンマンブーム』が彼にはなかったんです。
これは、全く見せなかったわけではなく、リナを説得して何度か見せました。
リナがいないときも見せました。
でも「アンパンマンみない」って自分から言うんです。
お姉ちゃんが好きなものを見るというのがダイの基本でした。
そんなダイも二回だけ、男の子らしいブームがきました。
2歳ころ(←第2子のため記憶があいまい・・・)の新幹線ブーム。(ひたすらDVDを見ていました。)
4歳ころの戦隊ものブーム。
それぞれ数か月ずつ。
もはやブームだったのかなんなのか。
新幹線は食い入るように見ていたのに、自然に飽き、戦隊ものに至っては、あるとき急に怖くなり、むしろ嫌いになってしまいました。
わが子二人に共通するところは『怖い番組が嫌い』ということ。
この『怖い番組』というのは、人が傷つけあうもの。
だから、戦隊ものだけでなく、『名探偵コナン』『鬼滅の刃』など、人が殺されるものも見ません。(見られません)
普通のニュースも色々と物騒な事件が流れると消されます。
話は変わりますが、小さいころは毎日1時間とかそれ以上見ていたテレビですが、
現在、我が家の子どもが見るテレビ時間は基本1日20分と設定しています。
毎日、色々録画してあるものから、子どもたちが相談して何を見るか決めています。(大体リナが決めます。)
30分のアニメだとオープニングとCMをとばすと20分。
『おしりたんてい』は20分、『はなかっぱ』2回分で20分。
途中で終わることもないことはないですが、大体見られます。
厳しく感じる方もいると思いますが、うちの子たちはこの20分を楽しみに日々過ごしていますし、現状20分で不満は全くでません。
もちろん、日曜日などは(私が見たい番組を)30分以上見ることもありますが・・・
夫はテレビっ子なのでもっともっと見たそうですが、子供が起きている時間はできるだけ協力してもらっています。
なぜ時間を決めているか、どうして20分なのかは理由があるんです。
これについては、後日書きたいと思います。
コメント