我が家のテレビ時間が20分になった理由の続きです。
2020年6月、長女リナ(当時7歳・小2)の視力検査で視力低下を指摘。
眼科の検査で「左 C(0.6)・右C(0.6)」と判明。
これ以上視力低下を防ぐべく、以下のことに気を付けて生活しました。
リナのテレビは最小限としました。(ほとんど見なくなりました)
そして姿勢が悪く、勉強するにも、本を読むにも目が近くなりがちだったので、姿勢をよくするように、目を離すように口うるさく言いました。
ゲームは今まで通り基本週末30分ずつ。(これは大切な家族団欒の時間だったので。)
この生活を3か月程度続けた、2020年10月、学校での視力検査。
結果は「左 C・右 C」
スマホのアプリをつかって自宅でも測定してみると両目とも0.4~0.5くらい・・・
悪くなっている!?
結構焦りました。なぜなら、前回眼科受診してからわずか3か月のことだったので。
そして、何が良くなかったのか、どうするべきなのかもう一度考え直しました。
そして、うすうす(いやかなり)感づいていましたが、一番いけなかったのは『読書』だったのかなという結論に。
もともとのリナは本なんてほとんど読みませんでした。
むしろ読書は嫌いでした。
けれども、読書に没頭するきっかけがあったのです。
それが2020年3月から急に始まった全国一斉休校。
リナは突然平日を小学校や学童で寂しく過ごす日々を強いられました。
我が家は、夫も私もテレワークにできない仕事で、それぞれの実家も県外でした。
そのため、リナは毎日仲良しのお友達のいない学校や学童で、お話もほとんどできず、過ごすようになりました。
そして、休みの日もほとんど家の中で過ごす日々。
当時我が家ではゲームをやっていませんでしたから、やることにも限りがあります。
そんなある日、我が家にたまたまあった(私の母が以前送ってくれたけれど放置されていた)杉山亮さんが書いた『わんわん探偵団』という話を読み聞かせたんです。
リナが小学生にあがってから、本の読み聞かせは(面倒くさくて)していませんでしたが、そのときは児童書を読み聞かせしようと思うくらいにやることがありませんでした。
そうしたら、一度読んだだけでもう本当にびっくりするくらいはまったんです。
何度も何度も読み返し、「この人の本をもっと読みたい!」と言い始めました。
なので、図書館に定期的に行っては、数冊の本を借りて読んでいました。
杉山亮さんが書いた本以外にも少しずつ色々な本を読むようになっていきました。
4月に一度は新学期がスタートしましたが、たった1週間通っただけで再度休校。
この休校期間もリナは朝、小学校に行き、その後学童で過ごすという日々を送りました。
けれども、そのころにはテレワークをしている家庭がほとんどで、実際に学校にいく人数は少なく、本当にかわいそうでした。
一番少ないときは、学校全体で一つの教室におさまるくらい。
リナの学年がたった2人というときもありました。
そんなリナがかわいそうで、私たち夫婦は、リナが大好きになった杉山亮さんの本を中心に本を買っては1日1冊ずつ、リナに持たせました。
毎日のことなので結構な値段を支払いましたが、それでもリナが少しでも心穏やかに過ごせるようにという思いが強かったのです。
(どうして図書館の本を持たせないかと思われるかもしれませんが、それはリナが「なくしもの女王だから」・・・。)
リナは、休校中、学校から出された宿題もほどほどに、一日中本を読んでいたようです。
学校側も色々考えて、DVDで映画を見る時間を作ってくれたりしたようですが、、、
なんせ「怖い番組が嫌い」なリナ。
映画は盛り上げるためにも大体怖いシーンがつきものなので、ほとんど見ず、やや暗い部屋でも読書をし続けたようです。
結局本格的に学校が再開される6月までの間、リナは毎日毎日読書を続けました。
休みの日も一日中。
それはもうなにかにとりつかれたように。
けれども、読書をすることは悪いことではないし、なにより、お友達に会えない、話せない、そして平日は親ともいられないリナに、『読みすぎだからやめなさい』なんて言えませんでした。
読書が、休校中のリナを救ってくれたことは間違いありませんし、読書が悪いなんて話を私は聞いたことが、一度もありません。
私がリナくらいのころ、今のリナのように読書をすることは全くなかったので、むしろ関心するくらいでした。
ただ、6月の視力検査結果、その後の視力低下は、読書に没頭したことが大きく影響したんじゃないかと思っています。
本が大好きなリナ。
でも、視力を保ってほしいと思う、私。
どうしたらいいか、検索する日々が始まりました。
続きは次回に書きます。
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