インターネットで近視について調べているうちに、私はいくつかのことを学びました。
・近視の原因はよくわかっていないけれど、遺伝因子と環境因子が複雑にからんで起こると考えられていること。
・同じように近くを見る作業に熱中しても、近視になる子とならない子がいること。
・成長期には、身長が伸びると同時に眼球も発育して大きくなるため、眼軸長が伸び、近視になりやすいこと。
・近くを見続けていると、水晶体というレンズの厚さを調節している毛様体が異常に緊張して、一時的に近視(仮性近視)の状態になること。
・近視の進行は20代後半まで見られること。
・目に負担をかけないために正しい姿勢で読書や勉強をするようする必要があること。
・1時間くらい勉強や読書をしたら、10分間くらい目を休ませた方がよいこと。
・ゲームなどは特に目に負担をかけやすいので、40分以上は続けないようにした方がよいこと。
・寝転んだり、悪い姿勢で本を読んだりすることはやめるべきだということ。
・部屋の照明は明るすぎたり暗すぎたりしないように気をつけること。
色々な事がインターネット上でわかりました。
一番驚いたことは勉強、読書、ゲームなどを制限する以上に毎日1,2時間外遊びをすることが視力低下の防止につながること。
確かに、今まであまり意識したことはありませんでしたが、外遊びをすると、自然に近くを見なくなります。
家で過ごすよりも圧倒的に目に負担がかからないのし、目を休める効果がある気がします。
自粛中は外にでないことも多い日々でしたが、できるだけ外に連れ出すことにしました。
本当に少しだけでも。
そして、仮性近視のことがよくわからなかったので、さらに調べてみると、仮性近視は一過性の近視なので、改善する可能性があることがわかりました。
ただ多くの場合、仮性近視だけでなく、普通の近視が混ざっているようなので、この仮性近視を取り除いても、完全な視力を取り戻せるとは限りません。
仮性近視の部分の比率が多ければ多いほど視力が戻る可能性は高くなるようです。
リナはとにかく本を読んでいたので、この仮性近視の部分が少なからずあるのではないか、そしてそれを取り除いてあげることはできないかと私は考えました。
色々調べたり、眼科の先生にも話を聞きましたが、リナの近視が仮性近視がどのくらいで、普通の近視がどのくらいなのかっていうことは、眼科に行ってもなかなか難しいようです。
そもそも仮性近視かどうかの判断すらしてくれない眼科も多いとか。
通常、仮性近視の場合、眼科に通って「ワック」というものを週1、2回に行うと改善することがあることがわかりました。
この「ワック」とはゲームや読書等で近くに順応した目を、遠くに順応させることで、主に目の緊張を緩和させる効果があります。
そのため、自宅から通える眼科で「ワック」ができないか調べました。
でもインターネットで検索した限り、通いやすいところでやってくれる眼科は見つかりませんでした。
検索すればするほど、いろいろ方法はでてくるもので、
例えばオルソケラトロジーというコンタクトの存在。
これは矯正コンタクトで夜間コンタクトレンズをつけて寝ると、朝には視力が改善し、裸眼で生活できるというもの。
視力低下の進行を抑制する効果もあるらしいです。
日中裸眼で生活できることは大変メリットですし、魅力的でしたが、我が家の近くには取り扱っている眼科がなく、1時間以上かけて通院しなくてはいけないこと、このコンタクトエンズが非常に高価であったことの2点で諦めました。
そして、どんどん検索していくうちに、あるものを発見したのです。
続きは次回書きます。
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