プロフィール

トイレや壁にどんどん貼って覚えよう

こんにちは。国立大学卒のワーキングママです。もともと勉強は嫌いではありません。そして、テストがあると燃えるタイプです。

けれども興味のない科目(ただ覚えるということが特に苦手でした)はテストで点数をとるための勉強しかしてこなかったため、今でも苦手です。学歴に比して、知らないことが多く、結構びっくりされます。知識がないことは恥ずかしいということを社会に出てから(いや、大学入ったあたりから?)ひしひしと感じます。

幼少期は地方で育ったので、小学生のころはほぼ毎日放課後は遊び回っていました。いわゆる受験戦争とは全く無縁で、当時テレビでは、頭に鉢巻を巻いて塾で勉強する受験生が映り、注目を集めていましたが、そんな同世代の姿を見ても、どこか遠い世界のように感じていました。

もともと負けず嫌いだったので、中学生くらいから周囲に対抗意識を燃やし、ひたすら勉強、県内トップの公立高校に合格しました。そして高校でもまあまあ上位にいました。だから、自分にそれほど知識が足りないとは感じていませんでした。しかし、大学に入学したときに、同級生になった友人たちはテレビで見た受験戦争を経験してきたであろう人たち、またはそれと同等の勉強をしてきた人たちでした。当然、勉強をまともにしてこなかった私は知識不足を感じ、コンプレックス抱くようになります。周りの友人が話しているちょっとした言葉の意味がわからないのです。そしてわからないことも、同じ大学に入学した(偏差値があまり変わらないんじゃないか)といういらないプライドが邪魔をして聞けませんでした・・・まさに「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」です。このことわざも当時知っていたかどうか、怪しいです。

私なりに振り返ってみると、学習において一番の基礎を学ぶ小学校生活で勉強をおろそかにしていたことが一番よくなかったのではないかと考えます。基礎ができていない状態で中学に進学すると、中学では小学校の学習内容は当然頭に入っている前提で授業が進んでいきます。ところが、私はその『当然わかっているべきこと』がわからず、基礎から勉強しなおさなくてはいけない、つまり周りよりも新しく覚えることが多くなり、非常に苦痛でした。あまりのつらさから苦手意識が芽生えるということを繰り返していたのではないかと感じています。本来、勉強とは興味を持ってやることなのですが、覚えることだけに時間を取られる勉強はもはや苦行でしかありませんでした。そして、そんな学習はやっつけ仕事でしかなく、身につかないで終わるんです。私なりには努力したんですけど、、、

そんな知識コンプレックスな私。現在二児の母をしていますが、なんせ基礎からきちんと勉強してこなかったので、子供の「○○ってどういう意味?」という質問に上手に答えられないことがしばしばありました。これは親としても恥ずかしいし、子供も疑問に思ったことをすぐに解決できなく成長できないということに、そのとき気が付きました。我が子には私と同じ思いをしてほしくない、そして自分のためにも子供のためにも知識を増やそうと思って始めたのがこのトイレ学習です。

もともと私が中学生のころ、実家ではことわざや四字熟語の表が貼られていました。うっすらとした記憶ですが、たまに母が表を交換していました。でもその数年で私が覚えたのは「一朝一夕」という四字熟語一つだけ。なんで「一朝一夕」だったのか、と考えたとき、多分ですが「最初の方に書いてあって、漢字が簡単だったから」だと思うのです。あとは字が細かすぎて、とてもじゃないけれど、私には覚えられませんでした。というより早々に興味を失せてしまい、貼られた表は完全に風景と化していきました。そして、覚えられない、わからないという事実が私に苦手意識を植え付けたように思います。多分、母は私がほかの勉強に追われているから、その穴を埋めるべく貼ったのではないかと今ならわかりますが、当時はそんなことは考えもしませんでした。

話は戻りますが、普段の生活で子供が気になったときに教えてあげられることがもちろん一番良いと思います。けれども知識がなく(←自分のせい)、仕事をしていて忙しい(←言い訳)私には無理だなと思いました。そこでとった作戦が、本当に少しずつでも興味を持ってもらえるように作って覚えてもらおう作戦です。私の反省を生かして、子供が「これは面白くない」「これは苦手」と思い込まないことが一番大切だなと思ったんです。そのために、早くから少しでも知っておくことを増やしてあげたいなと。これは子供が幼稚園の年中の後半くらいから決行しました。

最初は十二支とかからだったと思います。

もともとぼんやりしていて、あまり向上心がない我が子でしたが、イラストに反応し、トイレに貼っておくだけで十二支を覚えたんです。

当時はそれほど頻繁に作っていたわけではないので1か月以上同じものを貼っていたこともあります。けれど、更新すると一応興味を示すことに途中で気が付きました。そしてやっぱり子供なのでお勉強要素が強いと拒否反応を示しました。

幼稚園の年長のとき、少しでも先取りをして一年生の漢字を3、4個ずつ書き順つけて貼ったことがあります。イラストもつけて私なりに工夫したつもりでしたが、これは失敗におわりました。「まだ漢字は先のこと」と思っている我が子には響かなかったんです。

そんなある日、「あたまかくして しりかくさず」というポスター(『ポスター』と呼べるほどのものではないのですが・・・)を作り、貼りました。そうしたら、「お母さん!『あたまかくして しりかくさず!』」ってうれしそうに話しかけてくれたんです。ちょっとしたことでしたが、当時の私はとてもうれしく感じました。そこから、私のペースでちょこちょこといろいろなポスターを作っては貼っています。もちろん興味を示したり示さなかったりはあります。けれどそこは「継続は力なり」「塵も積もれば山となる」です。子供のペースで少しずつ覚えてくれているように思います。

ここではわが子に作ったポスターを公開しています。お子さんの成長、興味、必要度に合わせてプリントアウト(無料ダウンロードできます)して、ポスターのようにトイレや冷蔵庫、壁に貼ってみてください(ポスター学習風に)。そして風景になる前にどんどん貼り替えてください。できるだけ難しくならないように、できるだけ印象に残るように、簡単に、イラストも大きめに作っています。一枚一枚の情報量はほんのわずかですが、我が子は紙が変わると目に留まるようです。そして少しずつ少しずつですが覚えています。

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